恋愛感情、一方通行。
我慢のなかの安らぎ
それからというもの、颯とはいろいろと話をするようになった
学校ではかばんを持ってもらったり、いろいろと気遣ってくれたし、時にはできないことをやってもらったりした
「でも本当に驚いたよな!
あの谷口が怪我だぜ!?
いっつも騒いでるのにさ!」
「うるさいな!
私だって怪我くらいしますぅ〜!!」
私のことを好き放題言ってくれてるのは、颯と一番仲のいい、東雲 響(しののめ きょう)
…なーんか、なんでこんなのと颯が友達なんだろ…