最強学園


「ねえそれ俺の」と透き通った優しい少し懐かしい気がする声がする

「三条・・」

「美音!・・なんで?」

「なんでって。なんで?」

「だって・・・」

「はぁ。お前がいなくなったからイケると思ったのになー」と笑っていう笹野君。
そのまま歩いていった


「美音・・・どうして?」

「どうしてって何が?」と笑顔で言う

「何がって・・おかしいじゃんか・・だって、だってさ」

「俺が告ったから?」

「ち///ちがくって!!」

「かわいいなぁー」と笑う美音
こいつはホントに・・・


でもよかった・・・美音が友達に戻ってくれて・・・

「さてと・・・いこっか」

「へ?」

連れられるまま空き教室へきてしまった

「・・あたし。みんなに会わせる顔がない」

「・・・有菜が気にするほどみんな大丈夫だよ」と笑う
美音の綺麗な顔は絆創膏が沢山

ガチャっ
「・・・。」

「有菜」

「みんな・・・ごめん・・・」


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