最強学園


「おせーぞー!」

「めし食っちゃうぞー!」

秋の目は赤い。
泣いたってわかる。でもだれも気付かないふりをする。
だって

「わりぃーわりぃー有菜ちゃん独り占めしてたわ!」
「はぁ?ずりぃぞ!」

こんなに笑っているから

この空気いいな。ってすごく思った


「有菜?なにぼーっとしてるの?」と、美音が言った

「はは!うん!なんでもない!」
美音の隣に座ってご飯を食べた



「誰がご飯作ってくれたの?美味しい!!」

「どれくらいうまい?」

「んーっと・・ものすごっーく!!!」

「ははは!それ薫が作ったんだよ!」

「えええええ!か・・薫が!?

「・・・まぁ」

「薫料理上手だね!すごい!今度教えてよ!」

「おう」

「・・・ねぇ有菜。」ところなくんが美音との間に入ってきた

「なに?」

「あーんして!」

「はあああ?なにいってるんだよころなぁー!」

「いいでしょ?・・・だめ?」

「うぅ・・」そんな可愛い顔でいわれたら・・・

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