初めての恋はあなたと。番外編
連れて来られたのは、会社の最寄り駅から少し歩いた所にあるオシャレなバー。
うん、何だか予想通りと言った感じ。
綾子さんは居酒屋よりも、オシャレなバーって感じがする。
「はい、ここに座ってね」
そう言われて座ったのはカウンターの一番端だった。
元々お店自体の照明は暗いが、この席は端のせいかより暗い気がする。
これが普通なのかな?
というか、私絶対浮いてるよね…。
こんなオシャレなバーに全く馴れていない私は、ついキョロキョロと周りを見てしまう。
そんな私を見て綾子さんはクスクスと笑った。
その笑い方が和也さんそっくりで、あぁ姉弟なんだなと思う。
「こういう所はあまり来ない?」
「はい…」
「じゃあ私に任せて!」
そう言って綾子さんはマスターらしき人に、名前の分からない物を注文した。
お酒…だよね?
注文してもらった後になって、「お酒飲めません」なんて言えるわけもない。
しかし飲めば、前みたいに恥ずかしいことをしでかすはずだ。
和也さんのお姉さんの前でそんな失態は是非とも避けたい…。
でも飲まないと失礼だよね…。
頭をフル回転させて考えていると、「そうそう」と綾子さんの声が聞こえた。
うん、何だか予想通りと言った感じ。
綾子さんは居酒屋よりも、オシャレなバーって感じがする。
「はい、ここに座ってね」
そう言われて座ったのはカウンターの一番端だった。
元々お店自体の照明は暗いが、この席は端のせいかより暗い気がする。
これが普通なのかな?
というか、私絶対浮いてるよね…。
こんなオシャレなバーに全く馴れていない私は、ついキョロキョロと周りを見てしまう。
そんな私を見て綾子さんはクスクスと笑った。
その笑い方が和也さんそっくりで、あぁ姉弟なんだなと思う。
「こういう所はあまり来ない?」
「はい…」
「じゃあ私に任せて!」
そう言って綾子さんはマスターらしき人に、名前の分からない物を注文した。
お酒…だよね?
注文してもらった後になって、「お酒飲めません」なんて言えるわけもない。
しかし飲めば、前みたいに恥ずかしいことをしでかすはずだ。
和也さんのお姉さんの前でそんな失態は是非とも避けたい…。
でも飲まないと失礼だよね…。
頭をフル回転させて考えていると、「そうそう」と綾子さんの声が聞こえた。