小指でつなぐ約束

しょっぱいレモン飴

【彩那side】


「..ぁ、はぁ..はぁ…」



あー、疲れた。



あてもなく走り出した私は、学校を飛び出して、学校近くの公園まできていた。




するとーーー




“ポタッーーポタポタッ”




え…?



“ザー”


あーあ。もー最低、最悪。



私は、座っていたブランコから降りて、
また走り出した。




制服濡れちゃうじゃん…


髪の毛もボサボサになるよ…



なんて、考えながら雨宿りできる場所を探した。



しばらく、走って、ゲームセンターを見つけた。



「よし!あそこまでダッシュ!」



ゲームセンターまで全力で走った。
< 31 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop