Task Force-特別任務部隊-
何とかテレビ局を制圧し、スタジオに向かうマクナイト分隊。

そこで彼らが見たものは。

「これは…」

マットがスタジオの機材を確認する。

「録画した映像を流しているようです」

「くそっ!」

機材を蹴り上げるマクナイト。

「馬鹿にしやがってシャリフの奴め」

シャリフ本人は、既に逃亡済みという事なのか。

マクナイトが激昂するのも無理はない。

「HQ、こちらマクナイト分隊、テレビ局を制圧した。だがシャリフは見当たらない。放送は録画されたものだった」

『了解、マクナイト分隊、先行部隊がシャリフの正確な位置を特定した。現在第一大隊が進行中だ』

司令部からの無線が返ってくる。

『情報部がTSDFから入手した情報によると、奴らはMOAB(大規模爆風爆弾兵器)を所持している可能性がある。迅速に行動しろ』

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