Task Force-特別任務部隊-
There is also no sound and bury.( 音もなく葬り去れ)
砂嵐が再び晴れる頃。

「ん…」

ガイストは丘の上に狙撃手の姿を発見する。

運がいい。

もし砂嵐が続いている時にあの丘の下を通過していれば、狙撃の餌食になっていたかもしれない。

晴れた事でその存在に気付けたのは僥倖だった。

ステアーから、右大腿部のホルスターに収納した自動拳銃のH&K MARK23に持ち替え、狙撃手に気付かれないように迂回して接近する。

静かに背後を取り。

「銃を捨てろ」

MARK23の銃口を突きつける。

後は先程の外国人戦闘員と手順は同じ。

目ぼしい情報を持っていない兵士は、早々にガイストに気絶させられた。

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