Task Force-特別任務部隊-
「大事な事を言い忘れた。グレネード、つまり手榴弾の使い方を覚えておけ」

マクナイトが顎をしゃくると、マットは台の上に置いてあった手榴弾を手に取る。

M67破片手榴弾と呼ばれるものだ。

「まとまった敵に手榴弾を投げて、一度に排除するんだ」

複数の標的が出現した方角に、手榴弾の安全ピンを引き抜いて投擲するマット。

投擲から数秒後、手榴弾は爆発して標的を全て破壊する。

「手榴弾は傾斜地では転がり易い。手榴弾を投げる場所には注意しろ」

一通り説明を終えた後。

「エヴァーズマン、協力に感謝する」

マクナイトは振り向いてマットに声をかけた。

「よし、誰が最初だ?今までの成果を見せてくれ」

マクナイトは新兵達の方に歩いて行った。

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