Task Force-特別任務部隊-
コートニーvsアメリカ陸軍
ジェフが手にしたM4カービンの銃口を向けるが。

「動かないでほしいの」

コートニーは奪い取ったM16A4を、足元のマクナイトに突き付ける。

「少しでも動けば、彼の頭を撃ち抜くの…私から10メートル以上離れて」

「く…」

歯噛みするジェフ。

「俺には構うな!彼女を撃て!」

マクナイトは叫ぶが、出来る筈がない。

マクナイトは分隊のみならず、米陸軍実働部隊の指揮官でもあるのだ。

彼が死ねば、米陸軍は指揮官を失くして統制を失う。

米兵達は、コートニーの言う通りに距離を置くしかなかった。

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