Task Force-特別任務部隊-
「そういえば」
ゴーストは机の上に弾薬の箱を幾つか置く。
5.56ミリ弾と拳銃弾だ。
「これは?」
「…TSDFの小川に頼んでおいたものだ…死んでいったデュラハンの仲間達の遺灰から作った弾薬だ」
ゴーストの言葉に、ガイストの表情が沈む。
「この戦いに終わりが近づいてきて、ドーベルに引導を渡す時が来たら…この弾丸を奴にぶち込む。もし俺が出来なかったらガイスト…お前がやれ。半分お前に渡しておく」
「止せ、縁起でもない」
ガイストは弾薬を受け取らない。
「復讐を果たしたいなら自分の手でやれ。『出来なかったら』なんて事を言うな。幽霊(ゴースト)は死なない」
「亡霊(ガイスト)もな」
ゴーストは強引に弾薬を押し付けた。
「念の為に渡しておくだけだ。深読みするな」
ゴーストは机の上に弾薬の箱を幾つか置く。
5.56ミリ弾と拳銃弾だ。
「これは?」
「…TSDFの小川に頼んでおいたものだ…死んでいったデュラハンの仲間達の遺灰から作った弾薬だ」
ゴーストの言葉に、ガイストの表情が沈む。
「この戦いに終わりが近づいてきて、ドーベルに引導を渡す時が来たら…この弾丸を奴にぶち込む。もし俺が出来なかったらガイスト…お前がやれ。半分お前に渡しておく」
「止せ、縁起でもない」
ガイストは弾薬を受け取らない。
「復讐を果たしたいなら自分の手でやれ。『出来なかったら』なんて事を言うな。幽霊(ゴースト)は死なない」
「亡霊(ガイスト)もな」
ゴーストは強引に弾薬を押し付けた。
「念の為に渡しておくだけだ。深読みするな」