Task Force-特別任務部隊-
詰めている兵士の殆どが出払っているというのは、ゴーストにとって都合がよかった。

単独での制圧だ。

敵は少ないほどいい。

これがゴーストが潜入時間帯を夜にした理由でもあった。

兵士とはいえ人間だ。

必ず夜には眠るし、夜間シフトの兵士は注意力も散漫になる。

その隙を突けばいい。

建造物の中にある階段を、注意深くのぼっていく。

屋上のヘリポートへと繋がっているようだ。

身を隠しながら様子を窺うと、警備の兵士が2名。

右手にハッシュパピー、左手にMP5SD3を構えるゴースト。

どちらもサプレッサーが取り付けられているので、発砲音はしない。

その二挺で、それぞれ兵士を同時にヘッドショット!

悲鳴を上げる間もなく、兵士達は絶命した。

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