Task Force-特別任務部隊-
「我々は別命あるまで、引き続き近隣の復旧活動を続けます」

「分かった、よろしく頼む」

報告を受け、クルリと背を向けるドーベル。

しかし。

「……?」

マクナイトは退室する事なく、その場に立っていた。

「どうしたマクナイト中佐、まだ何か?」

「はい、もう一つご報告が」

マクナイトは無表情のまま告げる。

「陸軍兵士に、除隊者や脱走兵が続出しています」

「何っ?」

ドーベルは顔色を変えた。

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