Task Force-特別任務部隊-
ガイストとトライデントの間でも、既に激しい戦闘は始まっていた。

M16カスタムを構えるガイストに、トライデントはスローイングナイフを投げつける!

近接戦闘の場合では、ナイフの方が速い。

スローイングナイフを回避したせいで射撃姿勢を崩されたガイストに、トライデントは腰のナイフを抜いて斬りつける!

銃を投げ捨てつつ、仰け反って躱すガイスト。

その動きと同時に前蹴りを繰り出して距離を取り、今度は踏み込んでの掌打!

打たれはしなかったものの、顔の前に掌打を放たれた事で、トライデントの視界は遮られる。

その隙にトライデントの腕を取って、ガイストは一本背負いで投げる!

「ぐっ!」

地面に叩き付けられたトライデント。

彼は倒れたままの姿勢で素早く蹴りを放つ!

追撃を仕掛けようとしていたガイストは、この蹴りを食らってよろめく。

その間に立ち上がり、トライデントはナイフでの刺突を一発、二発!

ガイストはナイフを所持していない。

手の甲でナイフの刃を捌きつつ、隙を見て裏拳!

この裏拳を素早く摑み、トライデントは合気道のように手首の関節を極めてガイストを投げた!

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