Task Force-特別任務部隊-

更に翌日。

警察の捜索隊が捜索を実施していたところ、穴を草木や落ち葉で隠した蛸壺壕（通称ピット）を発見。

捜索に当たった巡査部長が、静かに近づいた所。

「！？」

潜伏していた工作員1名が、機先を制してピットを飛び出して部隊に手榴弾を投擲し、その爆発の混乱に乗じて逃走した。

巡査部長、そして彼の部下である巡査が、逃亡した工作員を追跡する。

山中の悪路にもかかわらず、まるで獣のような俊敏さで走る工作員。

時折振り向いては、所持していた自動小銃で発砲してくる。

巡査部長は止むを得ず、持っていたソードオフショットガンを使用して発砲！

発射されたスラッグ弾は工作員の足に命中し、彼らは二人がかりで工作員を確保する事に成功するも。

「！！！！！」

この工作員もまた、捕まったと同時に自ら舌を噛み切り、情報漏洩阻止の為に自決した。