Task Force-特別任務部隊-
収容施設の深部へとやって来た。

一際大きな建物を見つけ、ガイストは中に入る。

「……」

中には、また二人の兵士。

彼らもAK-47を持っている。

息を殺し、背後から近付いて…。

「っ?誰だ!」

気配に気づいて振り返った兵士のAK-47を正面から素早く奪い取り、射殺。

もう一人も振り向いた所で、発砲して射殺。

ガイスト自身もM4カービンを所持していたが、状況によっては相手の銃を奪った方が素早く攻撃できる事もある。

その辺の臨機応変さを、ガイストは心得ていた。

とはいえ、発砲した事で銃声が聞こえている筈だ。

今に敵が集まって来るかも知れない。

早く戦術自衛隊の隊員達を見つけなければ…。

その時だった。

「動くな!」

背後からの甲高い声。

ガイストは素早く銃を構えて振り向く!

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