Task Force-特別任務部隊-
警察署の別の部屋。

進藤が豊田の肩の傷を手当てしている。

迷彩服3型を脱ぎ、オリーブドラブのアンダーシャツを脱いで。

「……何ジロジロ見てるのよ」

治療の為とはいえ、上半身下着のみの姿になった豊田は、赤面しながら進藤を睨む。

「…強くても、豊田さんも女なんだと思って…」

呟く進藤。

少し鼻の下が伸びている。

「おかしな事考えてたら、89式多用途銃剣で刺すから」

「な、何も考えてないスよ…ったく、豊田さんは怖ぇなぁ…」

苦笑いしながら、進藤は手当てを続けた。

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