Task Force-特別任務部隊-
「……」

マクナイトは、即答できなかった。

祖国の危機。

今すぐにでも戻りたいのが正直な気持ちだ。

彼らはブルトザオガーやあの当主とは違う。

憎悪や、殺戮に対する愉悦で戦っているのではない。

愛国心で、祖国を愛するが故に、危険な戦いに身を投じているのだ。

ああそうだ、祖国を愛しているからこそ。

だからこそ…!

「我々マクナイト分隊は、まだ日本から撤退できません」

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