Task Force-特別任務部隊-
最初は驚愕を隠せなかったロンドン市民だったが。

「何だいこりゃあ、何かのイベントか?」

彼らは嬉々として空挺降下してきた親衛隊達に声をかける。

第二次大戦時、直接侵攻を受けなかった事もあってか、イギリス人はナチスに関して寛容的だ。

武装SSの格好をしてロンドンを行進しビッグベンの正面で記念撮影をした者もいる。

また連合国ではアメリカ合衆国、それに直接侵攻を受けた筈のロシアも比較的寛容。

この戦時下にあっても、彼らは想像だにしなかったのだ。

「!!!!!!」

まさか自分達が、現代まで生き残っていたナチスの残党・親衛隊によって、StG44突撃銃を乱射されて虐殺される事になろうとは。

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