Task Force-特別任務部隊-
ある海岸においては米軍歩兵師団が最悪の苦難を経験した。

ここでは他の海岸に比べ特殊装甲車両の装備が少なく、割り当てられたLVTP-5約30両の多くは高潮の影響で次々と浸水し、海岸に到着する前に殆どが失われた。

更に、上陸用舟艇10隻も戦わずに沈没するハプニングに見舞われている。

しかもアメリカ軍にとって悪い事に、当初海岸に配備されていた世界統一政府軍側の守備隊は二線級の歩兵師団と予測されていたが、実際は合流したばかりのナチス武装親衛隊だった。

親衛隊はアメリカ軍の知らぬ間に正面へ布陣しており、その火点の多くが事前の航空爆撃や艦砲射撃にも生き残り、上陸部隊を猛烈に攻撃していた。

シュッツスタッフェルの非人道的且つ激しい攻撃により、まともな応戦もできずにやられていくアメリカ軍。

マクナイトはここに歴戦の部隊であるタスクフォースを配置し、対抗した。

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