Task Force-特別任務部隊-
「う…」

疲労と負傷で、コートニーが膝をつく。

「コートニー」

彼女の体をマットが支えるが、マットもまた足に受けた銃創の痛みのせいで支えきれない。

「マット…いいの…大丈夫なの…」

「馬鹿言うな、もう疲れ切っているじゃないか」

何とかコートニーを支えつつ、マットが言う。

「君はもういい、撤退しろ。後は俺達がやる」

「平気なの…マット達だけ危険な戦場に置いていけないの…」

疲れ切った体に、バレットM82の重量が圧し掛かる。

いつもなら軽々取り回せる愛銃なのに。

もう体が疲れ切っている事の証だった。

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