Task Force-特別任務部隊-
M4カービンを発砲し、ヴァイパーの注意を引くガイスト。

当然アサルトライフルなどで攻撃ヘリが墜とせる筈がない。

ヴァイパーは機首をガイストに向け、20ミリ機関砲を発射する!

物陰から物陰に走り、射線を回避するガイスト。

今度はヘルファイア対戦車ミサイルが発射された。

遮蔽物ごとガイストを吹き飛ばす気だ。

横っ飛びに飛んで、ガイストは爆発から逃れる。

うつ伏せに倒れたガイストの体に降り注ぐ、爆発の破片や砂埃。

さて、ジェフ達には先に行けと言ったものの、どうやってあのヘリを撃墜させるか。

素早く起き上がって建物の陰に隠れながら、ガイストは思案する。

先程まであれだけ激しい戦闘が続いていたのだ。

きっとどこかに…。

そう考えながら周囲に視線を走らせたガイストは。

「!」

敵警備兵の遺体の傍らに、ジャベリン歩兵携行式多目的ミサイルを見つけ、ニヤリとほくそ笑んだ。

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