Task Force-特別任務部隊-
主な目標は装甲戦闘車両であるが、建築物や野戦築城、さらには低空を飛行するヘリコプターへの攻撃能力も備える、いわゆるロケット弾発射器。

ミサイルの弾道は、装甲車両に対して装甲の薄い上部を狙うトップアタックモードと、建築物などに直撃させる為のダイレクトアタックモードの二つを選択できる。

ガイストはこのジャベリンの操作を、幼い頃にアメリカ海兵隊員から教わった事がある。

『継ぎ接ぎだらけの亡霊(フリッケン・ガイスト)』の名は伊達ではない。

あらゆる兵器や戦闘の技術に精通しているのだ。

ジャベリンを担ぎ上げ、ダイレクトアタックモードを選択。

ミサイルは画像赤外線シーカーと内蔵コンピューターによって事前に捕捉した目標に向かって自律誘導される。

その精度は、新米オペレーターでも94パーセントの命中率を持つ。

外す方がおかしい。

「さっさと消えてもらおうか」

ガイストは、ジャベリンの引き金を引く!

発射されたミサイルは真っ直ぐに飛翔し、ヴァイパーの真正面に直撃、大爆発を起こした!

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