Task Force-特別任務部隊-
任務を終えたマットとジェフは、ヘリの中でようやく休息をとっていた。

負傷したマクナイトも、軍の病院に搬送され、治療中であるという。

「豊田と進藤はこれからどうする」

「私達は復興支援活動の途中だもの…少し休んだら、また活動を再開するわ」

それが殉職した、同じ戦術自衛隊の仲間、谷口の遺志でもあると、豊田は呟いた。

「アンタは?」

ジェフの問いかけに。

「別に…俺は何時でも同じだ。クライアントの依頼があれば、世界中どこの戦場でも向かう」

ガイストは静かに言う。

タスクフォースが戦ったのと同じ、PMSCs。

しかしガイストは違う。

確かに金で戦争を請け負ってはいるが、人としての最低限のラインを超えるような真似はしない。

コートニーと同じデュラハンに所属しているのならば、そうであると。

ガイストは違うと。

マットはそう信じたかった。

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