ヤンデレに監禁されて恋に落ちた。


怯えた顔でもがくが、鎖はやはりびくともしない。




「大丈夫。痛くはしないよ。」



自分の質問に答えてもらえなくて雪はムッとしたが、そんな考えも一瞬で吹き飛んでしまった。




なぜなら………キスをされたから。



それに、ひどく、無理矢理なキスでもなくてとてもとても優しいキスだった。



「んっ!?」




顔を背けようとしたが顎を捕まれていて背けることもできずに受け入れることしかできなかった。





「んぅ……ぁ……」



口をこじ開けられて入ってきたのは上戸の舌だと気づくのにそうはかからなかった。



「…んっ…ん」




何分間かキスをされて体が酸素を求め始めた頃やっと離してくれた。

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