俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
…何も障害がないなら関係ない。

でもこの恋愛は、障害があり過ぎる。

英志の進退が、自分の行動で決まってしまう。

そう思っている以上、舞は、英志の傍にいちゃいけない。



「英志さん」

「…なんだ?」


「私の事、好き、ですか?」

「何度も言ってるだろ?・・・好きだ、好きで好きで。

もう、舞なしじゃ生きていけない・・・

今までどうやって生きてきたのかわからないくらい」


舞の頬を優しく撫でながら、英志は言った。

…舞は泣きそうなくらい嬉しくて、幸せだった。


「英志さん」

「・・・ん?」


「私も、英志さんの事、好き、・・・です」

「///?!」


待ちに待った言葉。

愛してやまない彼女からの愛の告白。

英志は、舞を抱き上げ、自分の部屋に連れて行く。
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