俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
4.この想いからは逃げられない
英志が会社の事、舞の事に悪戦苦闘している最中。
舞はと言うと、街中にある小さな花屋兼喫茶店で、
これからの事を考えていた。
・・・仕事はどうしようか?
・・・この際だから、実家に戻ろうか?
仕事を始めると同時に、舞は家を出て、1人暮らしを始めたわけだが、
仕事を失った今、貯蓄はしているものの、
次、どんな仕事に付けるのかなんてわからない。
…この不景気、もしかしたら、バイトとかしかないかもしれない。
そう思うと、不安なのは事実。
「何やら考え事ですか?」
「・・・え?」
いつもなじみのこの店で、店員に声をかけられたのは初めてだった。
舞は、上を見上げた。
すると、20代後半の爽やかな青年が頼まれた紅茶をテーブルに置いた。
「…お仕事、お探しですか?」
「・・・なんで」
自分の考えていた事を見透かされ、舞は驚きの眼差しで店員を見つめた。
「それ・・・」
そう言って、舞の手を指差した店員。
「・・・・あ」
なるほど。職探しの本を手に持っていれば、
誰でもわかる。
そう思うと、舞は自然と笑いが込み上げた。
舞はと言うと、街中にある小さな花屋兼喫茶店で、
これからの事を考えていた。
・・・仕事はどうしようか?
・・・この際だから、実家に戻ろうか?
仕事を始めると同時に、舞は家を出て、1人暮らしを始めたわけだが、
仕事を失った今、貯蓄はしているものの、
次、どんな仕事に付けるのかなんてわからない。
…この不景気、もしかしたら、バイトとかしかないかもしれない。
そう思うと、不安なのは事実。
「何やら考え事ですか?」
「・・・え?」
いつもなじみのこの店で、店員に声をかけられたのは初めてだった。
舞は、上を見上げた。
すると、20代後半の爽やかな青年が頼まれた紅茶をテーブルに置いた。
「…お仕事、お探しですか?」
「・・・なんで」
自分の考えていた事を見透かされ、舞は驚きの眼差しで店員を見つめた。
「それ・・・」
そう言って、舞の手を指差した店員。
「・・・・あ」
なるほど。職探しの本を手に持っていれば、
誰でもわかる。
そう思うと、舞は自然と笑いが込み上げた。