俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
「さっきのお礼」

そう言って、英志は自分で作ったカクテルを

舞に差し出しいた。


英志の友人に、カクテルを作るのが好きな友人がいて、

英志は、その友人に、少しばかり作り方を教わっていた。


あまり時間がない英志だったが、

時間を見つけては、カクテルを色々と試しているうちに、

色んなものを作れるようになっていた。


2人で、夜景を見ながら、それを楽しんだ。


「ここから見る夜景も素敵ですね」

そう言って微笑む舞。


「今度は、違う場所の夜景を見に行こう」

「・・・はい」

同じことを考えてくれている英志に、

舞はとても嬉しく思った。



・・・その夜。

2人は、熱い、熱い時間を過ごした。

何度抱き合っても足りないくらい。


…明日からまた、英志は、仕事一本になる。

こうやって二人きりで、長い時間共に過ごすのは、

あまり無理だろう。
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