俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
「失礼します、長嶋社長、お話しとは一体」

そこまで言って貴洋は、言葉を失った。


・・・そこには、、もちろん長嶋社長はいた。

しかし、思いもよらない人物が二人、客席に座っていたのだ。


「岡田君、君の事は、何もかも、岡崎社長から聞いたよ」

「・・・え」

長嶋社長の言葉に、目を見開く。


「岡崎でも、汚い手を使って、色々してたらしいね」

「それは・・・」

貴洋の顔色が変わる。



「まぁ、私としても、君を雇ったのは、

息子を取り戻したかったからなんだが・・・」

そう言って、英志の秘書、長嶋をチラッと見た長嶋社長。


「岡田君、君は実に有能な社員だ。私の思う通りに動いていたからだ。

だが、もうそれもおしまいだ」


「どう言う、意味ですか?」

貴洋の声が震えていた。


「まだわからないか?…君はクビだよ。

思う通りに動いてくれてたが、…それ以上にも、動きすぎた。

長嶋の情報を、よそへ、漏らそうとしてた…違うか?」


「?!!」
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