俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
「結婚、してもいいんですか?」

「あぁ、もちろんだよ、舞さん。

君にも辛い思いをさせたな・・・・、

本当にすまなかった」


この時初めて謝罪された舞は、

目に涙を溜め、何度も頭を下げていた。

ありがとう、そう言って。


「詳しい話は、舞さんのご両親も交えて、

改めて席を設けるから、決まり次第英志に連絡するからな」


「はい、わかりました」


「…良かったわね、英志、舞さん」

やっと美津子の顔に笑顔が見えた。



「ありがとうございます、お義母さん」

「…お義母さんだなんて、なんだか照れるわね」

舞と美津子は、目を見合わせて笑った。


その後、少しばかり会話をして、英志と舞は、岡崎邸を後にした。
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