俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
「舞は何も悪くない…だから自分を責めるな」


「…英志、さん」


「もう、俺達は夫婦になったんだ・・・

だから舞は何も、気にする事も、不安に思う事もない。

…どちらかと言えば、俺の方が、不安だよな」


「・・・?」


「舞はどんな男でも惹きつけてしまうから」


「そんなこと」

「そんな事あるよ…そうだ。

俺の傍で24時間一緒にいようか?」


「?!」

突然の提案に、舞は驚く。


「舞から、一分でも目が離せないんだ・・・

ダメかな?」


「…あの…エッと・・・英志さんは、お仕事があるわけで。

私だって、その・・・仕事に行ってるし・・・」


いつの間にか、舞の涙は止まって、オロオロしながら呟いている。

そんな舞を見るのが、英志は好きだったりする・・。
< 226 / 277 >

この作品をシェア

pagetop