俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
「今回は事実の報道だから、まだいいが・・・

今後、でたらめなスキャンダルが流れかねないな…

会社の迷惑にもなる・・・

この犯人をどうしても捕まえた方がよさそうだ」


「・・・でも、こんな物、匿名で送ってるだろうし、

どうやって探し出すんですか?」

そう問いかける舞を見て、英志は、ニコッと笑った。



「それなりに色々考えてる。

だが舞、君にも協力してもらわなければならない。

やってもらえるか?」


「…私でいいのなら」


「ちょっと耳を貸して」

「「・・・・・・」」

2人は何やらこそこそ話を始めた。

どうしてこそこそ?それは何時、どこで、誰が、見ているのか、

聞いているのかわからないから。


…二人の読みは当たっていた。

この行動でさえ、犯人はしっかり見ていた。


「?!・・・でも、そんなことしたら」

舞が突然声をあげた。
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