俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
我慢ならなかった舞は、こともあろうに、
英志の頬を、思いっきり引っ叩くと、
せいせいしたように、英志の前から立ち去った。
「…威勢のいい女」
頬を擦りながら英志はまたロビーに向かって歩き出した。
「社長・・・・頬が赤いですが」
秘書である長嶋が英志の頬を見て、驚いている。
「気のせいだ」
英志は何食わぬ顔で答えた。
「先ほどの女子社員に、何か悪さでも?」
真顔で言った長嶋を見て英志はフッと笑った。
「いいおもちゃを見つけただけだ」
そう言って、車の方に向かって歩き出した。
それを見た長嶋は、またか、と言わんばかりの顔でため息をついた。
英志は、ちょっと変わった人物のようだ。
長嶋は、英志がだいぶ先を行っていたので、慌てて後を追いかけた。
…後に、
2人のキス事件は、会社中に広がったのは言うまでもない。
英志の頬を、思いっきり引っ叩くと、
せいせいしたように、英志の前から立ち去った。
「…威勢のいい女」
頬を擦りながら英志はまたロビーに向かって歩き出した。
「社長・・・・頬が赤いですが」
秘書である長嶋が英志の頬を見て、驚いている。
「気のせいだ」
英志は何食わぬ顔で答えた。
「先ほどの女子社員に、何か悪さでも?」
真顔で言った長嶋を見て英志はフッと笑った。
「いいおもちゃを見つけただけだ」
そう言って、車の方に向かって歩き出した。
それを見た長嶋は、またか、と言わんばかりの顔でため息をついた。
英志は、ちょっと変わった人物のようだ。
長嶋は、英志がだいぶ先を行っていたので、慌てて後を追いかけた。
…後に、
2人のキス事件は、会社中に広がったのは言うまでもない。