俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
舞も、身支度を始めた。

身支度と言っても、顔を洗い、歯磨きをし、

少しの化粧品で、化粧を施した。

服は、昨日着ていた物しかなかったので、

仕方なくそれを着た。


「昨日と同じ服だな」

「・・・・」

英志の言葉に何も言い返せない。


「当たり前だな、俺が強引にここに連れて来たんだから。

先に一旦、舞の家に行こう。そこで服や身の回りの物を持ってくるといい。

それでも足りないのもは、買い物の時に揃えよう」

英志の計らいに頷いた舞は良かったと思った。



自宅に着き、身の回りの物を持った舞は、車に乗った。

そして英志と買い物に出かけて、舞は不思議な感覚に陥った。


英志と二人でいると言うのに、

ごくごく自然にふるまえること。

一緒の物を見て、色んな話をして、

英志がこんなにも近くに感じる事が、当たり前のようで。


まだ話し初めて幾日も経っていないのに・・・・。
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