冷房のきいた部屋
綺麗な彼女
どこでみたことある…?
……「あのっ!」
レジがつっかえてた
「あの〜早くしてくれません!」
おばさんが怒った
ようにあたしに言ってる
「あ…すみません」
午後
七時…スーパーを出る
「お疲れ様で〜す」
コツコツ…
夏だから七時なんてまだ冬の3時くらいの
明るさで外は賑ってる
「はぁ…今日のひと……しかし何処でみたんだろう………」
あたしのマンションに
着き鞄から鍵をとりだす
「ただいま〜」
チリンチリン
鈴を鳴らして
飼い猫のニャチが
走ってきてあたしを
出迎えてくれる…
「ニャチ〜」
抱き上げてチュウをして
リビングに行く
ザラザラの舌で
あたしの顔を舐める
「痛〜い」
だけど幸せ〜…
「はい!餌だよ!今日もお利口さんにしてたね」
あたしは買ってきた
ネコ缶をあげた
「ニャ〜」
可愛い声で有難う…
言ってるみたい!
「ふふ…美味し〜?」
ガツガツ
食べるのに必死。