透明シャウト


朝と私の声が重なる。

「なん、で?自殺なんか・・・「なんでだと思う?」

この場の状況をまだ理解していない私に朝は嘲笑っている。

「あははっ!わかんないよね、私の心の声なんか。」

「何?よく、わからないよ!」

私が知っている朝は、いつも笑顔で面白くて、寂しがりやで。・・ ・私の大好きな親友で。

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