こんな私と、あんな彼。
「おっはよ美羽!どしたの疲れた顔して。」

あたしの親友。結衣。背が高くて美人。姉さんみたいな人。
あたしが男なら絶対惚れてるだろう。

――――――――――――

『ここ。職員室。じゃあね。』

「おう。あっ待て。」

『ん?』

「後ろ髪すごいぞ。」

『早く言ってよ恥ずかしい!!』

――――――――――――

『うん…。実はさ、うちに』




一通りの出来事を話たとき、先生が入ってきた。
今日も元気にハゲている。

「えー今日は転校生が来ています。入りなさい。



…………
…………………!?

「佐野翔くんだ。」

「佐野翔です。よろしく。」





何で!?同い年だったんだ。同じクラスて…

「「きゃーカッコイーーー!!!」」


女子の雄叫びに翔はすごく嫌そうな顔してる。


きゃーって……
いつだよ。古くない?


「じゃあーお前の席はあそこだ!」

翔は1番後ろの窓際の席に座った。
いいな。あの席。
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