こんな私と、あんな彼。
――翔side
やっと周りの女子が消えた。
「なあ!俺明!よろしくなっ。」
『おう。』
明と言った奴。
中々カッコ良い。茶髪が無造作にいい感じにセットされている。
「翔って呼ぶから明って呼べ!つかお前いきなりモテモテだな。」
『知らねぇ。転校生が珍しいだけだろ。』
「いやお前超カッコ良いもん!!」
『普通だろ。』
話していると、教室の真ん中で美羽が派手にこけた。
「『ぶふっ。』」
周りの男も俺も、おもわず吹き出した。
「また桃谷こけてるし!」
「まじ面白ぇ。てかまじ可愛い!」
『なにあいつ人気なの?』
「おお。すげぇモテる。可愛くて天然で、性格さっぱりしてるし!」
へぇ…。
こいつらの話を聞くと、
ばあさんに道を聞かれて案内してるうちに、自分も道に迷ったり。
付き合ってと告白されたのに「いいよーどこ行くの?」と、素で流したり。
体育祭でスタートした瞬間転んだり、何が起きたのかは謎だが、おでこから流血してるのに
それに気付かないままリレーに出て、奇声を発しながら全力疾走したそうだ。
やっぱあいつ、アホなんだな。
やっと周りの女子が消えた。
「なあ!俺明!よろしくなっ。」
『おう。』
明と言った奴。
中々カッコ良い。茶髪が無造作にいい感じにセットされている。
「翔って呼ぶから明って呼べ!つかお前いきなりモテモテだな。」
『知らねぇ。転校生が珍しいだけだろ。』
「いやお前超カッコ良いもん!!」
『普通だろ。』
話していると、教室の真ん中で美羽が派手にこけた。
「『ぶふっ。』」
周りの男も俺も、おもわず吹き出した。
「また桃谷こけてるし!」
「まじ面白ぇ。てかまじ可愛い!」
『なにあいつ人気なの?』
「おお。すげぇモテる。可愛くて天然で、性格さっぱりしてるし!」
へぇ…。
こいつらの話を聞くと、
ばあさんに道を聞かれて案内してるうちに、自分も道に迷ったり。
付き合ってと告白されたのに「いいよーどこ行くの?」と、素で流したり。
体育祭でスタートした瞬間転んだり、何が起きたのかは謎だが、おでこから流血してるのに
それに気付かないままリレーに出て、奇声を発しながら全力疾走したそうだ。
やっぱあいつ、アホなんだな。