こんな私と、あんな彼。
「よっ!美羽♪」
「よす!海斗♪」
なんだよ!
何で佐久間とはあんな普通なんだ??
俺のこと………
嫌いか?
不安になった俺は、その日夜ご飯を食べた後、美羽の部屋に行くことにした。
コンコン
「だぁー?」
これ。美羽語。笑
誰ー?のつもり…らしい。
『俺。入るぞ?』
そう言った瞬間、中から…
ドテッバラバラばいぃーーん…………
ガチャ
そこには、ベッドから落ちた美羽と、散らばった漫画。
ばいーんってのは……何だ?笑
「へ…………へへ…?」
『爆笑してほしいのか、助けてほしいのか、どっちだ…?』
「………助けて下さい…。」
顔を赤く染め、俯いて答える美羽。
お尻を強く打ったらしく、俺は抱き上げベッドに座らせた。
軽っ!!
なんだ?こいつ。
「…ありがと。何か用?」