こんな私と、あんな彼。
――美羽side
『……海斗?ちょっと…』
はぁ。
ちゃんと言えるんだろうか…。
「…うん。」
海斗はあたしの答えがわかってたのだろうか。
哀しそうに、微笑んだ。
―――
――
『…ごめん……なさい。海斗とは、付き合えない…。』
そんな…悲しそうな顔しないで……
気持ちはすごく
嬉しかったのに…
なんで、こんなに翔を好きなのかな。
「佐野………が、好きなんだろ?」
『え…?』
何でわかるの?
「美羽を見てれば、わかるよ…。俺には、顔を赤くしてくれない。あんな笑顔………見してくれねぇもんな!!」
泣きそうな顔して……
無理して、笑わないで…
『……ヒック…ご………め…………なさ……ック…』
ごめんなさい
海斗……
「泣きたいのは、俺なんだけど?笑」
ぎゅっ―――
『……ぅっ…』
「…これからも、仲良い幼なじみだかんな?避けたりすんなよ〜?」
海斗の胸で
その震えた声に、あたしは強く頷いた。
―――
廊下を
海斗は上を向きながら
あたしは下を向きながら歩く。
「じゃ!佐野とうまくいかなかったら、いつでも俺んとこ来いよ!!」
『うん!海斗…ありがとう!!大好き!』
「………お前まじ俺んとこ来い!笑」
海斗?
これからも大切な、幼なじみです。
『……海斗?ちょっと…』
はぁ。
ちゃんと言えるんだろうか…。
「…うん。」
海斗はあたしの答えがわかってたのだろうか。
哀しそうに、微笑んだ。
―――
――
『…ごめん……なさい。海斗とは、付き合えない…。』
そんな…悲しそうな顔しないで……
気持ちはすごく
嬉しかったのに…
なんで、こんなに翔を好きなのかな。
「佐野………が、好きなんだろ?」
『え…?』
何でわかるの?
「美羽を見てれば、わかるよ…。俺には、顔を赤くしてくれない。あんな笑顔………見してくれねぇもんな!!」
泣きそうな顔して……
無理して、笑わないで…
『……ヒック…ご………め…………なさ……ック…』
ごめんなさい
海斗……
「泣きたいのは、俺なんだけど?笑」
ぎゅっ―――
『……ぅっ…』
「…これからも、仲良い幼なじみだかんな?避けたりすんなよ〜?」
海斗の胸で
その震えた声に、あたしは強く頷いた。
―――
廊下を
海斗は上を向きながら
あたしは下を向きながら歩く。
「じゃ!佐野とうまくいかなかったら、いつでも俺んとこ来いよ!!」
『うん!海斗…ありがとう!!大好き!』
「………お前まじ俺んとこ来い!笑」
海斗?
これからも大切な、幼なじみです。