こんな私と、あんな彼。
-------2月14日
俺たちはいつものように学校へ向かう
てか……
「おや〜?今日何で女子皆して手提げ袋ぶらさげてるんだろね?美術あったっけ?」
“うーん…”と言いながら、美羽は考えてる
男の俺でも、今日この日のあの袋見りゃわかるぞ?チョコだろ?
女子はなぜか女同士でも渡すしな。
もしかして……
『美羽、今日何日?』
「ん?とー…」
指を一本ずつ折り曲げ、
「16日っ!」
と
ニコッと笑って言った。
うん。その笑顔は可愛いよ?
でも
『……本当に忘れる奴っているんだ…』
「何が?…………あ!!もしかして今日“漆黒”四六巻発売!?」
『や、今日14日だし。てかそんなに出てたんだな…その漫画。』
「よかったー。今日、13円しか持ってきてないんだよね!へへっ」
そう言ってほっと胸を撫で下ろしている
………
『行くぞ。』
俺は下駄箱へ歩いた
ら…
俺たちはいつものように学校へ向かう
てか……
「おや〜?今日何で女子皆して手提げ袋ぶらさげてるんだろね?美術あったっけ?」
“うーん…”と言いながら、美羽は考えてる
男の俺でも、今日この日のあの袋見りゃわかるぞ?チョコだろ?
女子はなぜか女同士でも渡すしな。
もしかして……
『美羽、今日何日?』
「ん?とー…」
指を一本ずつ折り曲げ、
「16日っ!」
と
ニコッと笑って言った。
うん。その笑顔は可愛いよ?
でも
『……本当に忘れる奴っているんだ…』
「何が?…………あ!!もしかして今日“漆黒”四六巻発売!?」
『や、今日14日だし。てかそんなに出てたんだな…その漫画。』
「よかったー。今日、13円しか持ってきてないんだよね!へへっ」
そう言ってほっと胸を撫で下ろしている
………
『行くぞ。』
俺は下駄箱へ歩いた
ら…