こんな私と、あんな彼。

秘密

――美羽side




―――――――月曜日


『おはょ〜……zzz』


「ほらちゃんと目覚まして!翔くん起こしてあげてきて。」


あたしは半分寝ながら翔の部屋に行く。

『入るよ〜。』



『朝だよー起きて起きて。』


…起きない。
すやすやと気持ち良さそうに寝てる。

うわぁ…睫毛長いなあ。
顔小さいし、肌がすごく綺麗。


「……ん…。」

パチッ

『ご!めんっ。』


起きた!しかも顔の距離3ほど。


「………朝か。」


『じっじゃ!着替えたら下りて来てね!ご飯出来てるから!!』


「おい。」
『はい!すいません寝顔ガン見して!!』



「…うるさいな。おはよ。」



『……お…おはよ。』

バタン



びっくりしたぁ。
怒られると思った。


ぐぅぅぅ〜〜

お腹空いた。
ご飯食べよ。
< 9 / 103 >

この作品をシェア

pagetop