遠くにいる君に。













「じゃあ結菜、また後で!」







里香ちゃんとかなり席が離れてしまった。











里香ちゃん以外に知り合いがいない。














とんとん






席を叩かれて、そちらをむくと、となりの男の子が笑顔でこちらをむいていた。











「神崎 結菜さん?
俺、となりの席の大瀬 日向!よろしく!」












ひ、なた?








< 10 / 132 >

この作品をシェア

pagetop