遠くにいる君に。












「えっ、いず、みくんに告白され…?!」






「ゆ、結菜!声大きい!誰かいたらどうするの!!」








里香ちゃんはあわてて私の口をふさぐ。











「り、かちゃ…ぐ、ぐるじい…」






里香ちゃんが顔を真っ赤にしながら、ずっと私の口をふさぐから





苦しくて声を出した。








「わ、ゆい、結菜!ごめん…」






「ぷは…っ、はあはあ…う、ううん…私、こそ大きい声出して…っご、めんね!」








「……結菜あ、あたし、どうすればいいんだろう。」









< 39 / 132 >

この作品をシェア

pagetop