遠くにいる君に。













そのままバスに乗って




陽向のお墓があるという、霊園にやってきた。






小高い丘の上に、いくつものお墓が、蒼然とあった。





光ヶ丘霊園。






霊たちの魂が光と共に天へと還るように、つけられた名前なのだと、入り口に書いてあった。








「……陽向は、こっちにいるの」






結菜は花束をもって、陽向のお墓があるという、方向へ進んだ。









ついた先には、西洋風のお墓があった。






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