甘いキスのねだり方
案の定、そこには

おばあちゃんと一緒に聡子さんがいた



「朝日ちゃん⁈」


「はい!」



聡子さんはすぐに気づいてくれた


あたしはほっとして駆け寄る



「今日は友達を連れて来ました!

また突然なんですけど…

お世話になってもいいですか?」




「もちろん!

来てくれてうれしいわ〜


ほらお母さん、朝日ちゃんが

また来てくれたわよ!」



「朝日…どこの者だ…?」




それを聞いた聡子さんは


申し訳なさそうに

また、悲しそうに


あたしに謝った



その後、聡子さんたちを待っていた

武史さんの車で


おばあちゃんの家へ向かった
< 211 / 294 >

この作品をシェア

pagetop