不機嫌なアルバトロス
「あ、そーなんだ?その割りには大分抵抗してたね」
私の熱が恥ずかしくなるほど、目の前の彼は冷静に言った。
「っ、あ、あ、れは…な、なんとというか…今、流行りの…ツンデレと、いいますか…」
ぼろぼろぼろと涙を流しながら、しどろもどろになる私。
あぁ今顔はぐちゃぐちゃだと確信する。
本当に。
この人の前だとどうしてもっと上手く立ち回れないんだろう。
私だけ、なのに。
こんな風に、ドキドキしたり、顔が熱くなったり、苛々したり、
悲しくなったり、嬉しくなったり、
振り回されているのは、私だけ、なのに。
それよりなにより、この人と顔を合わせたのはまだ数回なのに。
一度として上手に振舞えた記憶がないって、どういうことなんだろう?
私の熱が恥ずかしくなるほど、目の前の彼は冷静に言った。
「っ、あ、あ、れは…な、なんとというか…今、流行りの…ツンデレと、いいますか…」
ぼろぼろぼろと涙を流しながら、しどろもどろになる私。
あぁ今顔はぐちゃぐちゃだと確信する。
本当に。
この人の前だとどうしてもっと上手く立ち回れないんだろう。
私だけ、なのに。
こんな風に、ドキドキしたり、顔が熱くなったり、苛々したり、
悲しくなったり、嬉しくなったり、
振り回されているのは、私だけ、なのに。
それよりなにより、この人と顔を合わせたのはまだ数回なのに。
一度として上手に振舞えた記憶がないって、どういうことなんだろう?