不機嫌なアルバトロス
日曜日の偶然ータイムリミットまであと7日ー
彼氏が居ない時の日曜日の朝は、大抵ゆっくり二度寝を楽しむことにしている。
でも必ずと言っていいほど、寝すぎてしまい、だるくて一日何もやる気が起きず、ダラダラとテレビを見て終わる。
そして夕方の子供向けのアニメが始まると、明日からまた一週間が始まるのかと憂鬱になる。
「…今日は…出掛けるか…」
案の定身体がインプットした時間に起きてしまった私は、ベットからむくり、起き上がった。
確かティーバッグを切らしていた。
あと、冷蔵庫の中に野菜がない。
いや、肉もない。
つまりは。
食べる物がない。
買い物は面倒臭い。
サプリメントで人間生きていけないものか、と時々考える。
だけど、やっぱり美味しいものを食べたい気持ちもある。
「気分転換にもなるかな…」
テレビのリモコンをコロコロ変えながら、呟いた。
昨日のことが思い出される。
正直、あまり良い気分ではなくて。
重い鉛でも飲み込んでしまったかのように、鳩尾(みぞおち)の辺りがずーんとしている。
宏章に未練は少しもない。
だけど、昨日の一件で、余計ぐちゃぐちゃになった気持ちを整理する気になれない。
突き詰めていってしまえば、後戻りできない気がして。
でも必ずと言っていいほど、寝すぎてしまい、だるくて一日何もやる気が起きず、ダラダラとテレビを見て終わる。
そして夕方の子供向けのアニメが始まると、明日からまた一週間が始まるのかと憂鬱になる。
「…今日は…出掛けるか…」
案の定身体がインプットした時間に起きてしまった私は、ベットからむくり、起き上がった。
確かティーバッグを切らしていた。
あと、冷蔵庫の中に野菜がない。
いや、肉もない。
つまりは。
食べる物がない。
買い物は面倒臭い。
サプリメントで人間生きていけないものか、と時々考える。
だけど、やっぱり美味しいものを食べたい気持ちもある。
「気分転換にもなるかな…」
テレビのリモコンをコロコロ変えながら、呟いた。
昨日のことが思い出される。
正直、あまり良い気分ではなくて。
重い鉛でも飲み込んでしまったかのように、鳩尾(みぞおち)の辺りがずーんとしている。
宏章に未練は少しもない。
だけど、昨日の一件で、余計ぐちゃぐちゃになった気持ちを整理する気になれない。
突き詰めていってしまえば、後戻りできない気がして。