不機嫌なアルバトロス
「あーあ…」
不毛な上に、持ち続けると有害な気持ちにどうしていいかわからず溜め息を吐いた。
そして、ふと立ち止まり、辺りを見回す。
「はっ!」
私は人目をはばからず、思わず驚きの声を漏らした。
なんで、ここに?
私ってなんて間抜けなんだろう?
無意識にポケットに突っ込んだICカードを確認。
習慣というものは恐ろしいもので。
更に言わせてもらうとすれば、考え事も禁物だ。
なぜなら、私のように日曜日にまで会社に来てしまうような輩が現れてしまうからだ。
しかも来たくもないのに。
「自分自身が信じられないよ…」
心底呆れ果てて、なんだか元々無かったやる気も失せる。
仕方なくもう一度駅まで戻ろうとして―
ある案が思い浮かんだ。
「そういえば…あの、お店行ってみよっかな。」
中堀さんと一番最初にランチしようか、と誘われて入ったものの、何も食べる事無く出て行った隠れ家レストラン。
あれからなんとなく避けて通っていたので、結局一度も行っていない。
でも、ちょっと興味ある。
あんまりお腹空いてないけど。
ここから近いし、美味しかったら、憲子にも教えてあげようっと。
不毛な上に、持ち続けると有害な気持ちにどうしていいかわからず溜め息を吐いた。
そして、ふと立ち止まり、辺りを見回す。
「はっ!」
私は人目をはばからず、思わず驚きの声を漏らした。
なんで、ここに?
私ってなんて間抜けなんだろう?
無意識にポケットに突っ込んだICカードを確認。
習慣というものは恐ろしいもので。
更に言わせてもらうとすれば、考え事も禁物だ。
なぜなら、私のように日曜日にまで会社に来てしまうような輩が現れてしまうからだ。
しかも来たくもないのに。
「自分自身が信じられないよ…」
心底呆れ果てて、なんだか元々無かったやる気も失せる。
仕方なくもう一度駅まで戻ろうとして―
ある案が思い浮かんだ。
「そういえば…あの、お店行ってみよっかな。」
中堀さんと一番最初にランチしようか、と誘われて入ったものの、何も食べる事無く出て行った隠れ家レストラン。
あれからなんとなく避けて通っていたので、結局一度も行っていない。
でも、ちょっと興味ある。
あんまりお腹空いてないけど。
ここから近いし、美味しかったら、憲子にも教えてあげようっと。