またあなたに初恋します
1限目のチャイムがなっても私のどきどきが止まらない。
こんな状態でまともに授業なんて頭に入るわけもなく、そんな時に限って当てられる。
「わかりません・・・」
授業ではじめてわかりませんと言ってしまった。
なんとか授業も終わり、優子がまた心配してくれている。
「やっぱり体調悪いんじゃないの?ともがわかりませんなんて言うとこはじめてみたわ!」
「うん・・・やっぱり保健室行ってくる・・・」
「ついて行こうか?」
「ありがと、でも大丈夫」
「そう・・」
「じゃ、先生によろしく」
「うん、」
そうして保健室へと私は向かった。