またあなたに初恋します
さっきからどきどきが止まらない、慎吾のくせに決めすぎじゃん
「うん、やっぱりよく似合ってる」
「ありがと」
「じゃあ、そろそろ花火が見えるとこいくか?」
「うん」
どうしょう、恥ずかしすぎて慎吾の顔が見れない!自然と言葉も短くなる。
そんな私をよそにまた恋人握り
「あ!やっと会えた!」
目の前には沖君と手を降ってる優子がいた。
「なんや、二人も来てたんか?」
「あんたたちのデートが見たくて来ちゃった、ともには来る途中に会っちゃったんだけどね」
「ごめん、言うの忘れた」
「別にええでそれくらい」
「ほうほう、恋人握りですか?お二人さん」
「はぐれたら困るだろ? 」
「そうよねぇ~」
よくみると沖君と優子は手を握ってない。